我が家では毎年、6月になると梅シロップを作ります。
青梅と砂糖だけで作る、シンプルで簡単な梅シロップ。
水で割ると簡単に梅ジュースになります。
そのままかき氷のシロップにしても美味しい!
子どもたちも大好きな味です。
梅シロップの作り方
材料は氷砂糖1キロ、青梅1キロ。
梅と砂糖は同量を用意します。
甘さ控えめがお好みなら、砂糖を100~200g減らしましょう。
今回氷砂糖を使いましたが、普通の砂糖でも作れます。
青梅は洗ってヘタを取り除きます。楊枝や竹串を使うと取りやすいです。
水気をよく拭きとったら、ビニール袋に入れて、一晩冷凍させます。
冷凍することで、梅の繊維が壊れてエキスが出やすくなります。
氷砂糖と梅を保存瓶に交互に入れます。
氷砂糖が溶けたら出来上がりです。
梅ジュースの作り方
梅シロップは濃くてとろみがあります。
かき氷にはそのまま使いますが、飲む時は割って飲みます。
梅シロップ水で割って梅ジュースに、炭酸水で割ると梅ソーダになります。
涼しい時はお湯で割って、ホット梅も美味しいですよ。
水やソーダは薄めでも美味しいですが、ホットはちょっと濃い方が美味しいです。
またうちの子は、牛乳で割るのがお気に入り。
とろみがでて、飲むヨーグルトのようになります。
梅ジュース作りの失敗と対処法
発酵
梅ジュース作りで1番よくある失敗は、発酵です。
白い泡がたくさん出てきたら発酵しています。
梅や手に酵母菌がついていて、それが容器に入った状態になってしまうと起こります。
酵母菌が糖分をエサにして、炭酸ガスをだすアルコール発酵です。
多少アルコール臭がしても、腐敗臭などしない場合は、加熱殺菌すれば飲むことができます。
カビ
梅ジュースはたまにカビが生えることもあります。
少々の白カビでカビ臭がないなら、加熱殺菌すれば飲むことができます。
青カビの場合、残念ながら捨てましょう。
発酵・カビの対処法
発酵した場合も、白カビが生えた場合も、対処法は同じです。
梅の実を取り出し、泡やカビを捨て、鍋に移して加熱します。
高温で加熱すると梅の風味が消えるので、沸騰はさせません。時間は5~10分程度。
梅がシワシワで、すでにエキスが出た後なら、梅の実は戻しません。
梅がふっくらしてエキスがまだ出ていないようなら、梅を戻して数日待ちます。
ただし匂いを嗅いでみて、腐敗臭やカビ臭がしたらあきらめましょう。
見た目が濁っているなど、色がおかしい場合も捨てて下さい。
また加熱する時、鍋は酸に弱いアルミ鍋は使わないでください。変色する可能性があります。
ホーロー鍋・ステンレス鍋・土鍋がおすすめです。
失敗しないためのポイント
発酵やカビを防ぐポイントは、以下の5つです。
✅ 保存容器をよく洗浄・消毒しておく。
✅ 梅や容器に水分は残さない。
✅ 傷ついた梅、完熟した梅は使わない。
✅ 漬けた後、瓶を揺らして砂糖を溶かす。
✅ 直射日光をさけ、高温にならないようにする。
容器に雑菌が残っていたり、傷ついた梅が混ざっていると、カビの原因になります。
完熟した黄色い梅でも梅ジュースが作れますが、青梅に比べると発酵しやすいので注意が必要です。
砂糖が溶けるまでの日数がかかりすぎると、発酵しやすくなります。毎日瓶を揺らして砂糖を溶かしましょう。
高温になりすぎるのも、発酵を進めてしまいます。保存場所は暗い場所が良いです。
発酵を防ぐために、お酢を加えるレシピもあります。
少し酸味がきつくなっても大丈夫なら、お酢を100㎖程度加えると、発酵しにくくなりますよ。
我が家は、青梅と氷砂糖は、生協の宅配パルシステム で購入しました。
梅ジュースの材料は、梅と氷砂糖あわせて2㎏もあります。お、重い…💦
こういった重たいものも、玄関まで届けてくれるのでとても助かっています。
生協の宅配に興味がある方、こちらの記事も読んでみてくださいね。
https://palcoop.site/pal-rusu/-338
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