便利な生協の宅配サービス。我が家では「おうちコープ」と「パルシステム」を利用しています。
現在はネットスーパーも普及していますが、それでも生協の宅配は根強い人気があります。
スーパーでの買い物やネットスーパーと比較して、生協の宅配はどのような特徴があるのでしょうか?
ここでは、生協の宅配のメリットとデメリットを詳しく解説します。
生協の宅配のメリット
自宅で受け取れて便利
生協の宅配は、週に一回、自宅まで商品を届けてもらえるサービスです。
注文方法は、ネット注文、注文用紙、電話のいずれかから選べます。
特に、重い商品(例:水やお米)や、かさばる日用品(例:トイレットペーパーやおむつ)を玄関まで運んでもらえるので、買い物の負担が大幅に軽減されます。
無駄遣いを防げる
生協の宅配では、カタログやネット注文ページを見ながら計画的に商品を選べます。
特にネット注文では、合計金額が自動で計算されるため、予算管理がしやすいのが魅力です。
一方、スーパーでの買い物では、「ついで買い」が発生しやすく、予定よりも出費がかさむことがあります。
例えば、家族と一緒に買い物に行くと、知らないうちにお菓子やジュースがカゴに入れられていて、レジで驚くことも。
生協の宅配なら、自宅でじっくり吟味しながら必要なものだけを注文できるため、無駄な出費を抑えられます。
食品の品質にこだわっている
生協は、一般的なスーパーと比べて食品の産地や品質にこだわっている点が特徴です。
「おうちコープ」では、産直野菜に力を入れており、新鮮で安全な野菜を提供しています。
「パルシステム」では、無添加食品を多数取り扱い、ここでしか買えないこだわりの食材が揃っています。
さらに、食品だけでなく、無添加の石鹸や化粧品なども取り扱っており、妊娠中や乳幼児がいる家庭に特におすすめです。
取り扱いアイテムが豊富
「生協=食材宅配」と思われがちですが、実際には多種多様なアイテムを取り扱っています。
トイレットペーパーなどの日用品はもちろん、本や化粧品なども購入可能です。
特に「おうちコープ」では、洋服、雑貨、家具のほか、掃除サービスや保険まで幅広く提供。
例えば、シロアリ駆除などの専門業者を紹介してくれるサービスもあり、住まいのケアにも役立ちます。
また、「たすけあい共済」などの保険も提供されており、損害補償付きのプランも充実。組合員であれば、宅配を利用していなくても加入できます。
留守でも受け取れる
ネットスーパーでは在宅が基本ですが、生協の宅配なら不在時でも商品を指定の場所に置いてもらえます。
冷蔵品・冷凍品・常温品ごとに適切な箱に分け、保冷剤を入れて鮮度を維持。
「おうちコープ」では、いたずら防止用の鍵付きボックスを用意しており、安心して利用できます。
出資金はお小遣いにも
生協を利用するには、組合員として出資金を支払う必要があります。
「手続きが面倒」という意見もありますが、出資金は退会時に全額返金されるため安心です。
さらに、出資金の増額も可能。例えば、買い物のたびに一定額を積み立てる「増資」を指定すれば、計画的に貯めることもできます。
出資金には年1回の配当があり、赤字でなければ銀行の利息よりも良い利回りになることが多いです。
もちろん、企業と同様に絶対に倒産しない保証はありませんが、「おうちコープ」や「パルシステム」などの大手生協なら、リスクは低いと言えるでしょう。
生協の宅配のデメリット
曜日・時間が固定
生協の宅配は、週に1回、決まった曜日・時間に配達されます。
そのため、急に必要になったものをすぐに入手することは難しく、計画的な注文が求められます。
特に冷蔵品など賞味期限の短いものは、計画的に買うことが重要です。
一方で、冷凍食品やトイレットペーパー・米・調味料などの常温品は保存が効くため、生協でまとめ買いすると便利です。
宅配利用料がかかる
生協の宅配では、カタログ料金と配送料を含め、100~200円程度の利用料がかかります。
ただし、小さいお子さんがいる家庭では無料や割引サービスがあるため、対象の方にはお得です。
また、ネットスーパーの宅配料は300~500円程度が一般的なため、それと比較すると生協の利用料は割安です。
カタログが多くて邪魔
生協では、毎回カタログが配布されます。食材用、雑貨用など複数冊になることも。
便利ではありますが、注文後に不要になったカタログがたまることがデメリット。
ただし、「パルシステム」ではアプリ注文を選択するとカタログを不要にでき、スッキリと利用できます。
まとめ
以上、生協の宅配のメリット・デメリットを紹介しました。
☆ 自宅で受け取れる
☆ 留守でも受け取れる
☆ 食品の品質が高い
☆ 取り扱い商品が多い
★ 週1回の配達のみ
★ 宅配利用料がかかる
★ カタログが多い
生協はスーパーと併用することで、より便利に活用できます。重いものや常備品は生協、急ぎのものはスーパーで買うとよいでしょう。
☆ 仕事が忙しい
☆ 外出が難しい
☆ 妊婦さんや赤ちゃんがいる家庭
今は個人宅配ですが、子どもが小さくて専業主婦だったころは、グループ宅配を利用していました。
おうちコープでは、3人以上のグループで、配達場所・注文書や箱の回収が一か所の場合、宅配サービス料は無料になります。
宅配のトラックが止まる場所は一か所で、個人宅に届けてはもらえません。
トラックが止まる場所まで取りに行く必要があります。注文した商品は個別に袋詰めされていて、カタログも注文書もそれぞれもらいます。
ご近所で誘い合って始めれば、ずっと手数料はかかりません。
おうちコープについては、くわしくはこちらでまとめています。
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